どうも、常々お金が欲しいと思っているいろりさんです。みんなもお金が欲しいよねぇ。なので、「今僕たちの年収がこの金額である理由」ひいては「その業界の平均年収がそれぐらいの金額である理由」を考えてみましょう。経営者目線ではなく僕のような社畜目線の記事になっております。
給与テーブルがそうなっているから
このあともいろいろ書くんですが、ぜーんぶ蛇足。今の僕たちが今のお給料を貰っているのは、会社の賃金規程でこれぐらいの年次・役職の人はこれぐらいの給与って決まってるからです。今日はこれだけ覚えて帰ってください。
年収を上げたければ給与テーブルが良い会社にいくべし。
年収1000万欲しければ、平均年収600万の会社で仕事を頑張って出世するより、平均年収600万の会社で仕事を頑張り、キラッと光る成果をぶら下げて平均年収1000万の会社に転職するほうが早いです。
僕たちのような社畜は会社を変えるや社会を変えるなんて崇高な目標はいりません。自分が美味しい思いをすることを考えましょう。それによってバランスが崩れたら政治家、官僚、経営者が何かしら対応してくれることでしょう。
考える起点とするもの
ということで、書きたいことは書いたのですが、これだと寂しいので、おまけを書いていきましょう。*1
以前僕が書いた記事から考える起点とする文章を引っ張ってきました。これです。市場価値と書いていますが、年収とニアリーイコールと考えています。
市場価値を僕なりに分解すると「そのポジションが社会的にどれぐらい求められているのか」と「そのポジションは普通の人がどれぐらい修行をすれば代替できるか」の2つの要素の積で表せれるのかな、なんて思っています。
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そのポジションが社会的にどれぐらい求められているのか①
「そもそもそれは必要なの?」ってなるもの。この類のものはどれだけ鍛錬をしてもあまりお金になりません。例えば「30秒間でトイレットペーパーをいくつ積み上げることができるか」というお題があります。今のギネス記録は28個*2なんですが、練習に練習を重ねて29個積めるようになりました!ってなってもそんなにお金は貰えないと思うのね。*3
そのポジションが社会的にどれぐらい求められているのか②
「確かに必要だね」ってなるけど、「で、どれぐらい儲かるん?」って聞かれると困る業界の話。研究や教育、介護などはここに分類されるでしょう。必要だけど、お金になりにくい業界。介護職がなぜお金になりにくいのかについての僕の考えは細かくは語らないので、このツイートで察してください。
緊急事態宣言によりあと5年ぐらいで寿命を迎えるご老体の命が救われました。ご老体は生産も納税もせず、5年生き延びました。おめでとうございます。緊急事態宣言によりこれから生産および納税していく人達の数多の機会がなくなりました。残念でした。日本は衰退しました。おめでとうございます。
— いろり🐾 (@irori_tw) 2021年4月25日
そのポジションが社会的にどれぐらい求められているのか③
「確かに必要だね」ってなるけど、「やりたい人が多いから人に困ってないんよ」ってなる業界の話。
例えば、時給1000円の仕事が2つあって、仕事Aは楽しい、仕事Bは楽しくないとなった場合、BよりAの仕事をやりたいという人が多くなることでしょう。*4そうすると、需給の関係で仕事Aの時給は900円に、仕事Bの時給は1100円になるかもしれません。
今、日本の平均年収が430万円なんですが、もし貴方の業界の平均年収が250万円だとすると、180万円で仕事の楽しさを買っているという考え方もできます。年収を下げてもやりたいと思える仕事に出会えたことは人生において幸運なのかもしれませんね。
そのポジションは普通の人がどれぐらい修行をすれば代替できるか
例えば、誰でもできる仕事Aと3年ぐらい修行をした人でないと務まらない仕事Bがあったすると、高いお給料を貰えるのは仕事Bをしている人でしょう。
僕個人の話でいうと、IT業界に入ったばかりのころは年収も低かったし、仕事Aのようなことばっかりしていましたが、いろんな機能を作り、お客さんや外部のベンダーと折衝し、少しづつレベルアップした結果、それなりのお給料を貰えるようになりました。*5
ということで、自分の選んだ環境で、自分の狙っているポジションを取るために頑張っていきましょうねぇ、という話でした。*6
それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ