養分って言葉があって、辞書的な意味は「栄養になる成分」のことなんですが、今日はネットスラング的な意味での「養分」について書きたくて。
ネットスラング的な意味での「養分」の意味
ネット界隈では結構市民権を得ている言葉だと思いますが、そういう言葉と縁がない人もいるかもしれないので、簡単に書いておきます。「養分」がネットスラングとして使われるときは、「金銭的な損害を被った人を煽るような意図」があります。例えばこんな感じ。
- 競馬、パチスロ、仮想通貨での養分
AさんとBさんがそこにお金を投下した。Aさんはお金が倍になった、Bさんはすっからかんになった。BさんはAさんの「養分」になったm9(^Д^)ざまあww - 情報商材での養分
Aさんの不当に高額な情報商材をBさんが買った。BさんはAさんの「養分」になったm9(^Д^)プギャーww
貴方は養分ですか?
大半の人は「養分」である"自覚"はないと思います。ギャンブルをして多少損はしたことあっても、それはそれで楽しかったし、人生が狂ったわけでもない。高額な情報商材を買ったこともない。だから「養分」じゃない。
それってホントに?
例えば「◯◯式トレーニングで痩せよう」って本とウェアとシューズを買ったのに続かず辞めちゃったりしたことはありませんか?この知識を身につけたら「年収上がるんじゃね?」って本を買ったり資格を取ったにも関わらず、特になんら成果があがらなかったことはありませんか?
企業は定められたルールの下で商売をしていて、各社の商品は誇大広告でも、不当に高い金額でもない。僕たちが自分の頭で判断して買っているんだ。だから養分じゃない。ホントに?企業のマーケティングに踊らされてませんか?企業があの手この手で購買意欲をかきたてようとしている罠にハマっていませんか?
もちろん、やってみて初めて分かる合う合わないもあれば、その他の事情で断念せざるを得ないこともあるでしょう。一方で、明確な理由がないのに途中で飽きたり諦めたり、目立った成果が得れなかったことはありませんか?
過激な言い方をすれば成果があがっていなければ全員養分なんじゃない?
仕事の世界では60点は0点だけど、100点が1000点に化けることがある、ってとても含蓄があるφ(・ω・。)
— いろり🐾 (@irori_tw) 2021年4月27日
少し前にこんなツイートをしたのですが、60点で撤退したことが多すぎて、エジソン風に捉えれば「向いてないことがたくさんわかって良かった!」なんて言えるのかもしれないけど、そろそろ100点の何かが欲しいこのごろ。
それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ