大型連休を無為に過ごさないために初日にやること

 大型連休を無駄に過ごしてしまうことで有名な僕です、こんにちは。数多の大型連休を無駄にしてきた結果、それなりに効率よく過ごすことができるようになったので、書きます。

オススメしない方法

 ボトムアップ的に「あれやって」「これやって」っていきなり考えてタスクリストを作ると、結局めんどくさくてやらないまま先延ばしにしてしまうことが大量に発生します。僕は何度これで後悔したことか。なので、相当意思が強くない限りやめておいた方が良いでしょう。全部がそうではないですが、そもそも今タスクリストがそこにあるのはこれまで先延ばしにしてきた結果です。

オススメの方法

 結局、同じタスクリストになるかもしれないのですが、この手順で作るとなぜか実行する確度が高くなります。大型連休ならこのリストを作るために初日を使っても良いぐらいに大事です。

①大型連休が終わった頃の自分の状態を考える

 大型連休が終わったときに自分はどうなっていたいのかをトップダウン的に考えましょう。「XXの知識がついている状態」とか「あの本が読み終わっている状態」とかです。「○○への会員登録が終わっている状態」等簡単なものも全部書いてください。

②具体的な行動が明確になっていない場合は具体的な行動に落とし込む

 例えば「あの本が読み終わっている状態」は「あの本を読む」という具体的な行動で達成可能ですが、「XXの知識がついている状態」は何をすればいいのかが明確になっていません。なので、「udemyの講座を買って見る」等、これをすれば達成できるよねという具体的な行動に落とし込みましょう。

③それぞれにどれぐらい時間がかかるかを見積りし、取捨選択する

 具体的な行動に落とし込んだ次はそれぞれにどれぐらい時間がかかるかを見積もりましょう。見積もった結果、500時間かかるとなった場合は不眠不休の21連休が必要になります。それが現実的な範囲に収まらないのであれば、優先順位を決めて取捨選択しましょう。 

④大型連休の何日目にそれをどれぐらいやるかをざっくり決める

 時間的に現実可能なタスクリストがを作成したら、それを何日目のいつごろやるのかを決めましょう。「○月○日 ○時にこれをやる」まで決めても良いですが、そこまで頑張る必要もなくて、ざっくり「午前中」「お昼〜夜ご飯」「夜ご飯〜寝るまで」ぐらいの粒度で問題ないです。

 これを埋めると、例えば3日目の寝るときには「XXの状態になっているはず」という予測ができます。僕はこれをチェックポイントと呼んでいて、大型連休の場合は2-3日おきにこのチェックポイントを作っています。

⑤ひたすら実行する

 あとはひたすら実行するだけです。要所要所においたチェックポイントで予定通りに進んでいるかの確認を忘れずに。一緒に頑張りましょう。

Tips

 目標は宣言した瞬間に脳が達成したと勘違いするから宣言するのは良くない、と言われたりしますが、目標達成のためのプロセスを宣言するのは悪くないのかな、と思います。*1結局タスクリストを作ってもやらずに終わっちゃいそうだなーと思う方は誰かに宣言してみましょう。知人に宣言するのが恥ずかしい人は僕にDMしてください。一定の距離がある他人ってこういうときに便利ですよね。 

最後に

 ちなみにこれは大型連休に限らず、年始に立てる目標や10年、人生といったスパンでも使えるのですが、期間が長くなればなるほど、予定を考えるのも実行するのも難しくなります。一旦、目先の大型連休でトレーニングしてみてはいかがでしょうか😃

 

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

*1:論文は読んでいません、経験則です