自分の中に芽生えた「夢」や「やりたいこと」を殺さない方法

 僕はこれまでに夢ややりたいことに関する記事を2つ書いてきました。

 他の人がどれぐらい向き合ってるかは分かりませんが、「目標」や「夢」、「やりたいこと」というものに人一倍向き合ってきた気がします。2つ目の記事の後記にも書いた通り、夢や目標を持たなければならないとは思っていませんが、持ちたいのに、持てなくて困ってる人もいる気がします。ちなみに僕は女の子にモテなくて困ってます。

 今回は、持ちたいけど持てなくて困ってる人を救う記事です。救うは言い過ぎました、一緒に考えていきましょう。結婚適齢期の優しい女性は僕を救ってください。

役に立たなくても良い

 大人になればなるほど、それをやることによって得られるリターンを考えてしまう気がします。「リターンを考えるな」という気はなくて、「自分がやりたいことをやる」こと自体が立派なリターンですよ、という話です。だって、やりたいことをやってるときって楽しいじゃないですか。あと、それをやることによって、「やりたいなぁ」という感情を脳のメモリから消し去ることが出来るので、これもリターンの1つかもしれません。

人から共感されなくても良い

 それは「貴方」がやりたいことであって、隣のAさんがやりたいことではないです。なので、人から共感されなくても良いです。とはいえ、法律違反や無理矢理誰かを巻き込むようなことは辞めましょう。

上手くなくても良い

 もともとは「やりたいことをやる」なので、上手くなくても、1番でなくても問題ありません。例えば、僕はとあるスポーツを始めて4年経っていますが、依然として初心者の域を出ません。それでも十分に楽しいです。なので、とりあえずやってみましょう。下手くそであっても、その人の価値は毀損されません。むしろ、その分野に関しては0だったのがそれをすることで1になるのではないでしょうか。

途中で辞めても良い

 やりはじめたらずっとやらないといけないことはありません。「違ったな」と思えば途中で辞めても良いです。とはいえ、ペットを飼うみたいな、途中で辞めるべきではないこともあるので、始める際には回帰不能点に気をつけてください。

その思いはずっと持ち続けなくても良い

 それは「今」の貴方がやりたいことであって、「将来」の貴方がやりたいことではないです。なので、「この想いは本物か?」みたいな問いが自分の中で湧き上がってきたとしても、迷うことなく「本物だ」って断言して良いです。それが将来消えるとしても、今思ってるのは事実です。そもそもそれが将来消えるかどうか分かりません。

 

 だいたいの失敗は失敗しても死なないので、やりたいことがあったらやってみましょう。Twitterでも仲良くしてもらえると嬉しいです(ㅅ •͈ᴗ•͈)

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

人間をAPIと捉えればコミュニケーションが少し楽になる説

 どうもどうも、人類とのコミュニケーションが苦手な僕です。そんな僕ですが、それなりに友人もいたり、不便なく生活も出来ています。逆に、他の人を見ては「なんでそんなに苦労してるの?」って思うことがたまにあるので、書いてみる回です。これが正解とは思わないですし、上手くいくとも思わないですが、にはなると思います。

表題にあるAPIとはなにか

 APIとは「Application Programming Interface」の略で、その中でも今回取り上げたいのはWeb APIと呼ばれるものです。知ってる人は読み飛ばしてください。知らない人は簡単に説明するので読んでください。ちゃんと勉強したい人はWeb APIを取り扱ったがあるので、それを読んでください。そして僕に教えて下さい。

 さて、Web APIを簡単に説明すると、外部のシステムと連携し、自社サービスを便利にしてくれるものです。

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 例えば、物販のサイトを作る時に、参考価格としてAmazonにある同じ商品の最低価格と最高価格を掲載したいとします。そういうときにAmazonが公開しているAPIを使って最低価格と最高価格を教えてもらうことが出来ます。

物販サイト「これの最低価格と最高価格教えて」

Amazon「最低価格は300円で最高価格は500円だよ」

物販サイト「ありがとー(自社サイトの記載)」

という感じです。物販サイトからAmazonへの質問をリクエスト、Amazonからの回答をレスポンスと呼びます。

人間をAPIとして見る

 例えば、システムAからシステムBに「情報をください」って言った場合、反応としては下記のようなものが考えられます。

  • 反応がない(無視)
  • そもそも、貴方だれ?
  • 今ちょっと忙しいから後でね
  • そんなデータはないよ
  • 見つかったよ、はい、どーぞ

 でね、人間も同じじゃないかなって思うのです。自分からのリクエストに対して、相手からレスポンスが返ってくる(返ってこない場合もある)。

 そして、本来、相手からのレスポンスは無限にパターンがあると思うのですが、

  • 相手から「こういう回答が返ってくるだろうな」っていう予測や期待
  • 相手の思考や行動を自分がコントロール出来る、またはコントロールまでは出来なくても影響を与えることが出来ると思っている傲慢さ

が心のどこかにあって、そうならなかったときに相手にイラッとしたりもやっとしたりするんじゃないかなって。

 昔の僕は「なんで僕の思い通りにならないんだ!」って憤ることがよくあったのですが、「相手も自由な意思を持ってる人間だもんな~」って思うようになってから、ストレスが減りました。こういう風に「貴方は貴方、僕は僕ですよね」って感じでコミュニケーションを取っていたら不思議なことに彼女がいなくなったんだよ。不思議だよね。

 

 最近、綺麗な月を探しにPairsに登録しました。Twitterも是非フォローしてね。

 それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

世界はマッチングで出来ている

 そんなわけはないよ、言い過ぎだよ。とはいえ、結構あるように思うんだよ。ゆるっと書いてみるよ。

リボンモデル

 むかしむかし、あるところに意識の高い学生がいました。学生はお金が好きで、たくさん稼ぎたいと思っていました。いろんな本を読む中でリボンモデルを知りました。シンプルかつ強力なモデルに学生は痺れ、リボンモデルを一番使いこなしているといっても過言ではないリクルートが大好きになりました。

 あるところの学生が僕で、僕がリクルートに落とされた、みたいな話はどーでも良くて、リボンモデルって凄いよね、という話です。簡単に解説すると、リボンモデルはカスタマー(一般消費者) とクライアント(事業者)をマッチングするモデルのことで、よく下の図で表されます。これがリボンのように見えることからリボンモデルと呼ばれています。

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 きちんと知りたければ、リボンモデルで検索してください。もっときちんと知りたければ、リクルートの すごい構“創"力を読んでください。

世の中にあるマッチング

 カスタマーとクライアントではなく、カスタマー同士をマッチングさせているものもあるので、リボンモデルとは言わないかもしれませんが、「○○したい人」と「●●したい人」をマッチングしているサービスはぱっと思いつくだけでこれぐらいあります。詳細なお金の流れは書きませんが、誰のお金がどこを経由して、誰に支払われるかを考えると、楽しいかもしれません。

 こうやって見ると、本屋さんや営業代行もリボンモデルでビジネスをしているように見えてきますね。流石にこじつけが凄いっすかね。

 

 先日、とても好みの本に出会いました。良かったらフォローしてね。

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

 

大企業で働くということ

 いろりさんによる大企業潜入レポートだよ。別の言い方をすれば「働いている」とも言うよ。もしかしたら「働いていた」かもしれないね。ネット社会は怖いからぼかしておくよ。

年収・福利厚生は良い

 最終的には各企業で異なりますが、傾向としては間違いなく良いです。年収自体も良ければ、家賃補助、社員食堂、育児・介護休暇、書籍代、資格手当等々、あげればキリがありません。上には上がいます。ぐぬぬ

社員の質が安定している

 有効求人倍率を見ると、求職者に有利ではありますが、上に書いたように条件が良いので、めちゃくちゃ応募が来ますし、そしてめちゃくちゃ人を選んでいます。倍率100倍なんてザラです。貴方も隣の人も倍率100倍で通った貴重な人材です。

 「高い」と書かずに、「安定している」と書いたのは、青天井であることに強みがあるのではなく、最低水準が保障されていることに強みがあるように思えるからです。もちろん、この人には勝てんなって思わされるような凄い社員もいます。

理不尽なことは少ない

 0ではないです。「少ない」です。そもそも理不尽というのは僕の一方的な感想なので、例えば、僕が「これは業務命令だよなぁ」と思う仕事があって、「この作業にかかる時間は労働時間と認めない」と言われたりしたのも、きっと気のせいです。

一気通貫して商売できる経験を得にくい

 良くカレー作りに例えられる話。カレーを作るには、野菜を買って、切って、炒めて、煮込んで等々の作業が必要です。大企業は各作業が細分化されており、「人参を切り続けて15年」というような人がいます。各社員が細分化された役割に徹することで組織として最大効率を発揮することが出来るようになっています。スペシャリティは持てますが、様々な能力を磨くのは難しいように感じます。ジョブローテーション制度がある企業もありますが、異動できる人数は少ないように思います。あと、1つ1つのビジネスが大きいので、ある程度まで職位が上がらないと他の社員が具体的にどういうことをしているかが見えないことも多々あります。

配属ガチャがある

 特に新卒。総合職という形で入社し、研修を終え、配属されるのですが、希望していた部署とは異なる部署にアサインされることもあります。まあ、労働契約は『社員「頑張って働きます」会社「給与払います」』という契約に過ぎないので、会社側は社員が希望する職種にアサインする義務はないわけです。希望した職種にアサインされる人もいれば、されない人もいる、それが世の中ってもんです。

 

隠しきれない鬱憤です。良かったらフォローしてね。

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

夢を忘れてしまった僕たちに夢を思い出させてくれる動画があるから見てほしい

唐突ですが、みなさんの夢は何ですか。
夢って書くと大袈裟だったら、やりたいことはありますか。
あるにはあるけど、仕事に家事に忙しくて
考えてる暇もなければ、それを叶える暇も体力もない?

 

それ、凄い良く分かります。
目の前にあるやるべきことをやっていたら1日がすぐ終わって、
それを365回繰り返すと1年が終わって、
それを80回ぐらい繰り返すと人生が終わる。

 

ただ忙しいのは忙しいとして、
夢や、やりたいことがあるかないかで言えば、あって良いと思います。

 

なぜいきなり夢の話をしたのかというと、
昔、「夢」を凄い熱量で語る方に会ったことがあり、
その時にとある動画を教えてもらったのですが、
それがずーっと僕の心に残ってるからです。
※2本で6分程度なので、是非見てください。

 

素晴らしいですね。
資本主義の波にもまれて冷たくなった心を温めてくれるハートフルな動画。
大切な何かを思い出させてくれる感じがします。

 

子供のころはやりたいことがあって、
それは頑張ればできると思っていたけど、
頑張ってもできない事をたくさん経験して、
うっすらと、夢はそう簡単に叶うものではないんだなって思い始めて、
頑張っても叶わないかもしれないからって理由で
頑張らない方を選ぶことが多くなって、
次第に大人になって、
いろんなものに縛られて、
目の前のやるべきことを消化するのに精いっぱいで、
生きることに必死になって、
夢を抱くということ自体を忘れて、、、

いつから夢は、子供だけのものになったの?

後記

 みたいな記事を過去に運営していたブログ(閉鎖済み)で書いたことがあるのです。けどね、最近すこし変わりました。「夢、なかったらなかったで良いじゃない。無理に持たなくても。」って。

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

新卒の後輩を指導するときのTips

 2~5年目ぐらいの社員が経験するであろう仕事に新卒の教育があります。僕はそこそこ経験してきたので、Tips的なものを書きます。職場によって様々だと思いますが、何か1つでも役に立つものがあれば嬉しいです。

パフォーマンスを出してお給料が貰えることを身を以て示す

 いきなりですが、お給料は週5で1日8時間座っていたり、その会社で雇われていたりすれば貰えるものではありません。本来、お給料というものは「所属している組織の役にたって初めて貰えるもの」です。この事実を自身の仕事っぷりで示しましょう。僕は新卒のころ「仕事に対する姿勢がなってない」とよく先輩に怒られて、「姿勢って何よ」と思ってたのですが、後々こういうことなんだなって気付きました。

心理的安全性を確保してあげる

 上司と教育担当の違いの1つに評価をするかしないか、というのがあると思います。Facebookでは「仕事楽しい、今日も頑張る!」と投稿する一方で、Twitterで「仕事クソほどめんどい、辞めたい」とツイートする人がいるように、人間は表に見せる感情以外にいろんな感情を抱えています。特に、新人の場合は全員が初めましてで、仕事も初めてなので、普通の人以上に抱えているでしょう。そこで「評価をする立場ではない」ことを生かして、寄り添ってあげましょう。きっといろんな話をしてくれるはずです。

周囲との翻訳をしてあげる

 配属されたときから報連相が完璧で、全ての質問が的確で、会議で飛び交っている用語もばっちり、というような超絶新人は滅多にいません。なので、いろいろつたなくても怒らずに、優しく指摘するか、さりげなく言い換えてあげることで、後輩に「次からこう言えばいいのか」と教えてあげましょう。また、後輩が貴方以外の方と関わりながら仕事をするとき、後輩の味方につきながら、二者間の翻訳をしてあげましょう。

後輩の成果物の全てに責任を持つ

 「担当したものは本人の責任だし、組織的には上司の責任になる」のはその通りだと思いますが、後輩の成果物の全てに責任を持つぐらいのつもりで見ましょう。そうすることで、後輩に「見てもらっている安心感」と「見られている緊張感」を同時に提供できてお得です。端的に書くと、後輩を自分の庇護下に置きましょう。これは将来貴方がもっと偉くなり、上司という立場に立つための訓練でもあります。

自分のミスを隠そうとしない

 後輩を指導する立ち場であっても、完璧な人間ではないので、仕事でミスすることもあると思います。もし貴方がミスをした場合、変に隠すようなことは辞めましょう。後輩からすれば「先輩が仕事でミスしたけど、先輩は自分にミスしたことを知られたくないと思っている」という風に見え、良く分からないところ気を使うことになります。そもそも、なぜミスを隠したいのかというと、「後輩から凄いと思われたい(ミスによって凄さが毀損される)」からだと思いますが、普段の仕事できちんとパフォーマンスを出していれば、多少ミスしたところで「先輩は無能」だなんて思われないので「失敗しちゃった、てへぺろ。」ぐらいの感じでいるほうが、良いです。

 

 先日、面倒くさいおじさんになりかけたのですが、ギリギリ回避しました。Twitterでも仲良くしてもらえると嬉しいです。

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

 

ハレとケ

 「ハレとケ」という僕の好きな言葉があって、Wikipedia先生では下記のように定義されています。

「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。

ざっくり書くと、「ハレ」の日は特別な日、「ケ」の日は普通の日って感じです。以下でも、「ハレ」の日を儀礼や祭、年中行事に限らない、特別な日というニュアンスで使っています。

ハレとケは人によって異なる

 このハレとケですが、個々人によって異なると考えています。例えば、一般的な人にとってディズニーランドに行く日は「ハレの日」ですが、年パスを持ってて毎日通っている人にとっては「ケの日」です。他にも、学生がアルバイトで貯めたお金で食べに行く高級なお寿司は、大企業の会長にとって日常的によく行くところかもしれません。

国をまたいだハレとケ

 環境によるハレとケもあると思います。ファクトフルネスという本には、「1日あたりの所得が2ドル以下」の貧困層は年々減っていて、「世界は良くなっている」ということが書かれています。しかし、衣食住が揃っている日本で生きている我々からすれば、「その暮らしはちょっと厳しいっすね」と思わせられるような暮らしをしている方が世界中にはまだまだたくさんいます。彼らが僕らのことを「ハレ」と思うかどうかは分かりませんが、少なくとも僕が彼らの生活水準になれば、現在の「ケ」を「ハレ」だと思うでしょう。高度に発展した環境で暮らせていることに対して、生まれた国にも先祖にも感謝しないといけませんね。

ハレをハレにし続けるためにすべきこと

 とまぁ、意識高めな感じで書いても、僕らにとって衣食住が揃っていることは「ケ」なわけです。厄介なことに人間は慣れる生き物なので、付き合いたてのカップルは毎日が「ハレ」だったのに、いつしか「ケ」になって、喧嘩したり別れちゃったりするわけです*1。「ハレ」の日も続けば「ケ」の日になりますし、上に書いたようにそもそも「ハレ」と認識すべきことも「ケ」と思っているかもしれません。

 少し話が変わりますが、感謝を表す言葉である「ありがたい」の語源は「有り難し」つまり、「有ることが難しい(めったにない)」から来ているそうです。そりゃあ、日常的にあるものには感謝もしなくなりますよね。

 でね、「ハレ」と感謝というのは表裏一体だと思います。なので、「ハレ」を「ハレ」にし続けるために僕らが出来ることは、僕らが頻度を調節出来るものについては、「ハレ」と思える程度に頻度を落とすこと、頻度を調節出来ないものについては、僕らが意識的に感謝することしかないのかなぁなんて思ってます。超ベタな結論になっちゃった。

 

 なんかめちゃくちゃ人が良い感じの記事を書いてしまったので、黒い僕も載せて中和しておきます。良かったらフォローしてね。

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ

*1:何かを思い出した顔をしています🙄