いろりさんによる大企業潜入レポートだよ。別の言い方をすれば「働いている」とも言うよ。もしかしたら「働いていた」かもしれないね。ネット社会は怖いからぼかしておくよ。
年収・福利厚生は良い
最終的には各企業で異なりますが、傾向としては間違いなく良いです。年収自体も良ければ、家賃補助、社員食堂、育児・介護休暇、書籍代、資格手当等々、あげればキリがありません。上には上がいます。ぐぬぬ。
社員の質が安定している
有効求人倍率を見ると、求職者に有利ではありますが、上に書いたように条件が良いので、めちゃくちゃ応募が来ますし、そしてめちゃくちゃ人を選んでいます。倍率100倍なんてザラです。貴方も隣の人も倍率100倍で通った貴重な人材です。
「高い」と書かずに、「安定している」と書いたのは、青天井であることに強みがあるのではなく、最低水準が保障されていることに強みがあるように思えるからです。もちろん、この人には勝てんなって思わされるような凄い社員もいます。
理不尽なことは少ない
0ではないです。「少ない」です。そもそも理不尽というのは僕の一方的な感想なので、例えば、僕が「これは業務命令だよなぁ」と思う仕事があって、「この作業にかかる時間は労働時間と認めない」と言われたりしたのも、きっと気のせいです。
一気通貫して商売できる経験を得にくい
良くカレー作りに例えられる話。カレーを作るには、野菜を買って、切って、炒めて、煮込んで等々の作業が必要です。大企業は各作業が細分化されており、「人参を切り続けて15年」というような人がいます。各社員が細分化された役割に徹することで組織として最大効率を発揮することが出来るようになっています。スペシャリティは持てますが、様々な能力を磨くのは難しいように感じます。ジョブローテーション制度がある企業もありますが、異動できる人数は少ないように思います。あと、1つ1つのビジネスが大きいので、ある程度まで職位が上がらないと他の社員が具体的にどういうことをしているかが見えないことも多々あります。
配属ガチャがある
特に新卒。総合職という形で入社し、研修を終え、配属されるのですが、希望していた部署とは異なる部署にアサインされることもあります。まあ、労働契約は『社員「頑張って働きます」会社「給与払います」』という契約に過ぎないので、会社側は社員が希望する職種にアサインする義務はないわけです。希望した職種にアサインされる人もいれば、されない人もいる、それが世の中ってもんです。
隠しきれない鬱憤です。良かったらフォローしてね。
昔ね、気になるポジションがあって、詳細を聞けばそのポジションの仕事8割、雑用2割って言われたのね。立候補したら「おいで」って言われて、嬉しかったんだけど、蓋を開けてみれば、それが5人チームで、5人×2割の雑用の大半が僕に降ってきて、その時に「あ~、組織だなぁ」って思いました🙄
— いろり🐾 (@irori_tw) 2020年9月8日
それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ