違いを意識して、嫉妬について考える

 タイトルが絶妙にダサくて、良く分からない感じだけど、最後まで読んでもらったら分かると思います。何かへの理解を深めるときに、違いを考えると良いですよ、というお話。自分でもわりと気に入ってる考え方です。

 

 例えば、「嫌い」と「苦手」の違いとか、「凄い」と「憧れる」の違いとか。言葉の違いではないですが、アドラーは「人を褒めるな」って言ってるのに、カーネギーは「褒めろ」って言ってるぞ、なんか変じゃない?みたいな。

 

個人的な回答ですが、「嫌い」と「苦手」の違いは、

  • 対象にネガティブな感情がある前提で、そのイメージを持つ理由が説明できるかどうか

なのかなと思います。「勉強嫌い」だったら「面白くないから」「難しくて、良くわかんないから」となりますが、「勉強苦手」だったら「単純にパフォーマンスがあがらない」みたいな感じです。貴方の周囲にいる「苦手な人」と「嫌いな人」を考えてみると面白いかもしれません。その感情の理由を明確に説明出来る人が「嫌い」にカテゴライズされてるはずです。

 

 例に記載した残りの2つの違いは割愛して、自分が「嫉妬する人」と「嫉妬しない人」について考えます。具体的なシチュエーションとしては、「あー、あの人凄いなぁ」と思ったときに「嫉妬する」か「嫉妬しないか」という話です。(※そもそも嫉妬なんてしないよ、という人に僕は憧れます。)

 

 この「嫉妬する」か「嫉妬しないか」の違いは、

  • 自分が対象にリーチできると思っているかどうか

だと思います。例えば、僕は自分より年収の高い人を「凄いなー」って思ってて、その上で年収2000万のサラリーマンには嫉妬しますが、ソフトバンクの社長には嫉妬してません。つまり、年収2000万のサラリーマンにはなれると思っているのですが、ソフトバンクの社長レベルにお金は稼げないと思っているからです。悲しい。

 

 少し変わりますが、同級生がいい会社に入って出世してたらめちゃくちゃ嫉妬するのは「自分にもその可能性があったのに、そうじゃなかった」って思うからなのではないかと思います。

 

 嫉妬しない場合は、自分の能力に期待してなさすぎて地獄。嫉妬する場合は、ジェラシーで地獄。大変な世の中になりました。そもそも嫉妬なんてしない、という境地に早く至りたいです。

 

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ