「転職する/しない」「どこに転職するか」を迷ったときに考えたこと

 「転職する/しない」「どこに転職するか」を決める時に考えたことを記載します。個別具体の事例ではなく、こういう枠組みで考えました、というようなもです。これはあくまでも、僕が転職活動をしていたときにもやもや考えていたことを整理したらこうなった、というものであり、まだまだブラッシュアップ出来る気がしていたり、他にもっと良いフレームワークがあるかもしれません。が、現時点でこれ以上良いものが思い浮かばないので、書いておきます。こういう分類の方が良いよ等あればコメント等で教えて下さい。 

1. 今の会社を辞めることで捨てるもの

 今の会社を辞めることで捨てるものを記載します。同じ会社で働いていたとしても、それを捨てると感じるかどうかは個人の価値観に委ねられます。下記、例です。

  • 一緒に仕事をしてきた同僚・上司・後輩等々
  • 一貫したキャリア
  • 福利厚生/退職金

2. 新たしい会社にいくことで発生するメリット・デメリット

 新しい会社に行くということで起こりうることです。転職先の会社に関わらず、発生する懸念や嬉しいこと等を記載します。一旦3に書き起こし、全てに共通することを記載する、というのでも良いと思います。もしくは2は書かず、全部3に書いてしまっても良いかもしれません。補足すると、ここで書く「嬉しいこと」には今回の転職活動の理由があるはずです。

  • 仕事の進め方や社内の人脈構築を1から始めないといけない
  • 業界/業種が変わるのでパフォーマンスが出せない可能性がある
  • やりたい仕事ができそう

3. その会社に行くこと

 会社毎に転職したときのメリット、デメリットを記載します。

  • 会社A
    • 1→100の経験が出来そう
    • 裁量権大きそう
    • 給与DOWN
  • 会社B
    • 技術に強いエンジニアが多い
    • 今はリーダーとして仕事をしているが、メンバーに戻る
    • 給与UP

使い方

 上の1~3(2は任意)を書いたら下記を行います。

  • 「転職する/しない」の判断
    1に書いたことと2に書いたことを比べて、転職する/しないを決めます。1, 2で決めかねる場合は3も軽く見ます。そして、この会社だったら転職しても良いかなという会社があれば、「どこに転職するか」は考える必要はなく、そこに決まりです。
  • 「どこに転職するか」の判断
    転職する/しないで「する」になったら3の中で各企業を比べます。もう1,2を使う必要はなく、逆に1,2を書いたおかげで「今の会社を辞めることで捨てるもの」や「新たしい会社にいくことで発生するメリット・デメリット」を考える必要がありません。転職候補の会社にだけフォーカスをあてて考えましょう。それぞれの要素でポイントを振って総合点が高い方に行くもよし、直感で選ぶもよし、です。

 

 転職活動をして、「内定は貰ったけど、現職に残ることにした」というのも立派な決断だと思います。 後悔ない人生を送りたいですね。

 

それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ