お金の稼ぎ方を抽象化して3つに分類する

 僕はお金が好きで、お金に関するいろんなことをもやもや考えます。で、最近、もやもや考えていることの1つが掲題の件です。漏れも重複もあるので、完璧とは言えないのですが、そこそこ良い感じにまとまったので書きます。個別具体にこうやったら稼げるぜ!みたいな話は全く書いてません。あれば教えて下さい。

価値を提供する

 1番直感的なやつ。まず、僕達の身の回りにある物理的なモノ全てがこれにあたります。それがそこに存在しているのは、「誰かによって価値があると思って作られ、別の誰かによって価値があると判斷され、購入された」ものです。その他にも、家事代行や介護、運搬等、サービス系のものもこれに分類されます。モノやサービス、人が介在することにより状態Aが状態Bになるものです。

 "サラリーマン"としてここで稼ごうと思ったら、労働集約的なものではなく、頭を使う系の職種で、その中でもトップ0.1%ぐらいになると良いでしょう。起業の場合はその限りではないと思います。

場を提供する

 昔、モツ鍋を食べに行ったときにこの「場を提供する」っていうことに気付いて、勝手に1人で感動したのを覚えています。一通りコースが終わった時に「追加で野菜もありますよ」って案内をされました。渡されたメニューを見ると、「キャベツ:350円、モヤシ:200円」みたいな感じで書かれてるのね。場所代、人件費等々がかかってるのは承知の上で、「それでもちょっと高くない?」って思いました。で、そのときに

この値段、キャベツやもやしの原価から出してるのではなく、このうま辛いスープでキャベツやもやしを食べる体験はお客さんがいくらだったら出すか、で考えてるんだ

ってハッとしたのね(真偽のほどは分かりませんが、僕はそう思ったというお話)

 こういう目線で見れば、世の中にはそういうものはたくさんあります。バーで飲むお酒だってそうだし、100円のコーラを1000円で売る方法もそう。スマホゲームの課金もそう。Googleリクルート等、魅力的なプラットフォームを作成して、「広告出したかったらお金払ってね」っていうのもそう。携帯電話の容量とかもそう。外付けHDDが1TB5000円の時代に16Gを128Gにするだけで追加で数万かかります。凄い。暴利だ。

 凄い端的にまとめると、「使用価値」がめちゃくちゃ高くなるような土壌を用意すると良いのではないでしょうか、という話。それが出来たら苦労しないんすけどね。

感情を提供する

 上の2つと重なる部分があるのですが、大事なので独立した項目にしました。例えば、映画やテーマパーク。小説、結婚指輪、美味しいご飯もこの分類です。そこに行く、それを見る、食べるとちょっと嬉しくなる、楽しくなる、幸せな気持ちになる、ようなものです。

 他には「安心」もそうかもしれません。警備会社や保険等、何かあったときに守ってくれる/対応してくれる。宗教もそう。原価0円の言葉に人類はどれだけの金額と命を捧げたのでしょう。

 こういった感情を揺さぶったり、安心させてくれるようなコンテンツに人間はお金を払いたくなるのでしょう。「ポチリたくさせる」っていう意味では、セールスライティング、アフィリエイト、ランディングページとかもそうかもしれません。言葉や映像、音を通して刺さるコンテンツを作っていきましょう╭( ・ㅂ・)و̑

 

弊社におかれましては、僕にもっと「弊社ぁ~🥰」ってさせてほしい所存であります。

 それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ