上から降ってきた仕事が雑用だったとき、「やったー、雑用だー」って喜ぶ人は少ないと思います。むしろネガティブなイメージを持つ方の方が多いのではないでしょうか。僕も新人の頃は嫌いでした。理由はこんな感じです。メリットのメの字もない。
- 雑用をしても分かりやすい功績にはならない
- 頭を使うわけでもないので面白くもない
- 実務的にめちゃくちゃ能力が向上するわけでもない
- メインで担当している仕事を減らしてもらえるわけでもない
それが社会に迎合した結果、「雑用も悪くないぞ」おじさんに成長しました。ポジショントークではないです。僕もまだ雑用してる側なので。
文句を言わずにやるだけで周囲に好印象を与えられる
上でも書きましたが、面白くないです。なので、「やりたくないです」って言いたくなる気持ちは分かるんですが、実際に「やりたくないです」って言える勇気やそれを押し通す権力がないのであれば、大人しく従いましょう。だって、勇気も権力もないんだから。「どーせやらないといけない」のであれば、前のめりに受け取って、愛想をふりまいておきましょう。そっちの方が得です。依頼する側も「面倒くさい仕事をお願いして申し訳ないな」という自覚はあるので、文句を言わずにやるだけで、好感を抱いてもらえます。こんな簡単に好印象を与えられるのはめちゃくちゃコスパ良いです。ちなみにこれは雑用に限らず、全ての仕事に通じます。自戒。
幸福度が高い作業である
科学的な適職という本があります。この本では、「仕事の幸福度を決める7つの項目」として、「自由」「達成」「焦点」「明確」「多様」「仲間」「貢献」を上げています。雑用は、規模が大きくないが故にまるっと任されるので「自由」だし、他の仕事に比べて簡単なのですぐ「達成」できちゃうし、やるべきことは単純明快なので「明確」だし、出来ないとみんなが困るので「仲間(同僚)」に助けてもらえるし、分かりやすく他者に「貢献」しています。多少のこじつけ感はありますが、7つのうち5つ満たしています。もはやずーっと雑用やっててもいいというのは流石に言い過ぎですが、そんなに嫌悪する作業でもない気がします。息抜きにもなりますし。
いろんな人に感謝される
貴方が引き継ぐまで、雑用をしていた人に感謝されます。だって、貴方がいなかったらその人はこれからもずーっと雑用係だったから。そして、もちろんですが貴方の雑用によって助けられた人にも感謝されます。めちゃくちゃ打算的な書き方をすると、恩は売れる時に売ってきましょう。将来、貴方が何かお願い事をしたとき、快く応えてくれるでしょう。そのためにも快く雑用を引き受けましょう。
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頑張って書いたものの「ダメだ、出せるクォリティじゃない」って下書きのままになってる記事や、仕事をしたり、本を読んだりしているときに「これについて書きたいな」と頭をよぎったものを下書きにざーっとメモし続けた結果、下書きが29個になりました🙄
— いろり🐾 (@irori_tw) 2020年8月29日
それでは、ごきげんよう(゚∀゚)アヒャ